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楽天市場(RMS)で効率的に販売価格更新ファイルを用意する手順をご紹介

公開日 : 2022年05月01日

楽天市場(RMS)で効率的に販売価格更新ファイルを用意する手順をご紹介

楽天市場では様々なイベントが行われるため、その度に販売価格をCSVで一括更新している、という人は多いのではないでしょうか?

商品マスタ管理ツールで一括で管理していれば問題ないかもしれませんが、楽天市場用の値段や商品名も指定できれば、より売上アップが見込めますよね。

そういうときはどうしても個別で楽天市場向けの更新を行う必要があります。

その際に効率的に更新・変更する方法をご紹介します。

手順を踏めば誰でも作業できるので楽天市場で販売を開始したばかりだという小さい事業者様へもおすすめの方法です。

RMSから必要項目を指定して商品マスタをダウンロードする

必要は項目は以下です。

  • 商品番号
  • 商品名
  • 販売価格
  • 表示価格
  • 倉庫指定
  • 販売期間指定
  • 二重価格文言管理番号

ダウンロードしたファイルを開き、ヘッダーはフィルタをかけましょう。

降順・昇順を使って値を加工していきます。

1.倉庫指定

降順にして「1」の場合は行ごと削除します。

1は文字通り倉庫に在庫があるという意味で、

フロントでは非表示となっており販売対象ではありません。

邪魔になるので一気に削除しましょう。

2.販売期間指定

次に、忘れがちな販売期間をしていします。

販売期間に値が入っていると値下げ期間を商品詳細ページでアピールできるので積極的に活用したいところ。

お買い物マラソンやスーパーセールの期間を挟むように設定するのがオススメです。

例えば4月前半のお買い物マラソンは以下の日程でした。

4月9日(土)20時00分 ~ 4月16日(土)01時59分

この時間に合わせて販売期間を指定すると夜や深夜に作業する必要があったり土曜日なので現実的ではありません。

そのため販売期間は営業日で作業がしやすい時間をしていします。

例えば販売開始日を、4月8日(金)15時00分~ とし、

販売終了日を4月16日(土)09:59 にする、などです。

販売開始日よりも先にファイルをアップしてしまうとその時間まで販売できなくなりますし、販売終了日を越えてしまっても販売できなくなるので業務時間の範囲内に設定するようにしましょう。

3.二重価格管理番号

二重価格管理番号が「2」の商品は「メーカー希望小売価格」を使っている商品です。

二重価格管理番号を降順にして「2」を上にもってき、表示価格はそのまま販売価格を更新しましょう。

二重価格管理番号が「0」は「1」に変更します。

このとき商品名には「メーカー価格より◯◯%OFF」と記載するのがオススメです。

二重価格管理番号2としてアピールできるポイントのため、

大きく目立つ商品名の先頭に入れている会社が多く見受けられます。

4.販売価格を表示価格にコピペする

次に、二重価格管理番号の「1」に対して販売価格を表示価格にコピペします。

ちなみに「1」は商品詳細ページで「当店通常価格」という文言が表示されます。

販売価格は予定している値引き価格をコピペしましょう。

品番に対してVLOOKUP関数を使い値を持ってくるが一般的です。

これで表示価格と販売価格が揃うので、別のセルでオフ率を品番ごとに計算します。

例えば【20%OFF】などのテキストに加工して、

商品名の先頭に入れたりしている会社が多いです。

楽天市場ではオフ率が商品詳細ページで表示されないため、

商品名の先頭に入れて少しでもアピールしましょう。

まとめ

以上で楽天市場でセールをする際のファイルを効率よく作成することができます。

商品名の先頭にオフ率を入れなくてもいいですが、わたしの経験上入れたほうが売れている結果が出ています。

商材にもよるとは思いますがチャレンジしてみてください。

最後に販売価格を元に戻す方法を簡単にご紹介します。

ダウンロードする項目は上記と同じです。

  • 倉庫指定「1」の行を削除する
  • 販売期間指定をすべて「0」にする
  • 二重価格管理番号「1」の表示価格を販売価格にコピペ
  • 表示価格を「0」とする
  • 二重価格管理番号の「1」を「0」にする
  • 二重価格管理番号の「2」の販売価格をもとに戻す
  • 商品名先頭のオフ率を置換で削除する

以上です。