通販サイトにとって写真はかなり重要
WEBで商品を売り込むときに写真のクオリティはかなり大事になってきます。
通販サイトは自宅でポチっと買い物ができちゃうので便利なのですが、
商品を視覚でしか感じ取れないのが唯一のデメリット。
その他の聴覚、触覚、味覚、嗅覚を補うような商品の魅せ方をしなければなりません。
それを文章だけで補おうとすると長い文章になりますし、近年では活字離れも進んで文章をさーっと流し読みする方も多いと思います。
商品写真を文章の間に挟んでいくことで、長い文章を書かなくても写真で実際の商品がイメージしやすくなります。
さらに写真のクオリティが高いと購入ボタンへの一押しになります。
そこで今回はシズル感があってお腹が空いてくる写真の魅せ方をご紹介します。
インスタグラムで料理投稿しているアカウント(デリスタグラマー)は特にシズル感のある撮り方をされていますので参考になりますよ。
その前に”シズル感”とは?
シズル感というのは「人の感覚を刺激するみずみずしさ」のような意味合いです。
デザイン・広告業界でよく使われるワードで、テレビでよくある食リポもシズル感のあるワードをよく使っています。
”ジューシー”や”とろける”などのよだれが出そうなワードがシズル感があるということになります。
クリームのとろふわ感
私が最も食欲をそそられるのがスイーツの”クリーム”です。
クリーム一つでも、とろみがあるのか、固めのクリームなのかなど気になるポイントがありますよね?
そんなクリームのとろとろ、ふわふわ感がある撮り方を集めました。
シュークリーム
クリームは滴りそうなほどぎっしり入っているのを見せてあげると、口いっぱいにクリームを味わえるなーという妄想に浸れます。
そしてクリームをドアップで撮ると商品のインパクトが上がります。バニラビーンズのつぶつぶ感も味のイメージに近づく部分です。
パンケーキ
パンケーキは真横から撮ると重ねたパンケーキが見えてボリューム感が出ます。
1枚目は固めのクリーム、2枚目はとろとろクリームっていうのがわかりやすいですね。
生地も崩れそうなくらいふかふかで美味しそうです。
ぷるぷる、ひんやりしたみずみずしさ
ゼリー
ゼリーは光の反射を利用するとぷるぷる感が引き立ちます。ガラスの器にするのも涼しげでいいですよね。
スプーンですくって見せるのも実際に食べているように錯覚してしまいます。
チーズ・卵のとろ~っと感
チーズ、卵のとろっと感も外せません。
この2つは崩したときがポイントです。チーズの伸びる場面、卵の膜が破れて黄身が流れる場面。
赤や緑の具材と合わせると黄色が映えてより一層美味しそうに見えます。
断面で魅せる
一時期話題になった”萌え断”ってやつですね。
断面を見せるとどんな食材が入っているのか一目でわかるので、味の想像がしやすいです。
肉の断面もサシの具合や照りが食欲を刺激します。まさに飯テロ…
手しごと感を入れ込む
調理中の手元も映してあげると、出来立てのようなライブ感のあるイメージになります。
シロップとコーヒーの香りがこっちまで届きそうです。
以上です。
通販サイトのLP用にこのような写真の撮り方をしてみてはいかがでしょうか。
記事を書いていてお腹すきました。。