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公開日 : 2021年06月29日 / 最終更新日 : 2021年07月05日

論文や書籍だけを検索できるグーグルスカラー&グーグルブックス

どこかで聞いたような気がするけど話を記事の引用に使いたい!ブログで根拠を示して記事の信頼性を上げたい!ということありますよね?

それでせっせとグーグルでいろいろなキーワードを入れて検索し、信頼できそうなページから引用したり参考サイトとして紹介すると思います。わたしもそうしてました。グーグルスカラーやグーグルブックスを知るまでは!

ご存知の方も多いかとは思いますが、わたし最近になって存在をはじめて知りましたのでこのブログで紹介させてください。

グーグル・スカラー

URL:https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja

一見すると普通のグーグルトップページと似ていますが「Scholar」という文字が右側に入っています。

「Scholar」とは「学者」という意味で、まさに学者向けのグーグル検索ということですね。

ここで検索すると有象無象なサイトは検索結果に表示されず(たまに紛れ込んでるときがありますが)、論文だけを検索することが出来ます!なんてスグレモノ。いつからあったのでしょう?

試しに「日本 電子決済 シェア」で検索し、レフトナビの期間指定で2021年以降で絞り込むと、「大学生のQRコード決済利用状況の実態調査による分析」という研究報告を閲覧することが出来ます。

わたしが「学生はQRコードの利用でPayPayが一番多いですよ~」と書いても数値も無ければ根拠も無いですが、上記の情報を閲覧できることにより以下の様に説明することができます。

静岡大学の学生を対象にしたアンケート調査では、2019年はPayPay利用率が全体の27.5%で1位、2020年はさらに割合が増えて34.6%で1位。使い始めた理由に対する回答では「キャンペーンを知り興味を持った」が70.5%。

有名タレントを起用した大規模なキャンペーンのおかげで学生の間で圧倒的なシェアを確保しているということがデータで説明できます。数値を含めると説得力が増しますね。

グーグル・ブックス

URL:https://books.google.co.jp/

こちらも存在を知りませんでした。どれくらい当たり前のことなのかわからずブログ記載しておりますのでご容赦ください。

書籍内の文章を検索できるサービスで、電子書籍と同じ様に一致で検索できますし、関連での検索結果表示もしてくれるというスグレモノです。

何度も利用する技術書はどこになにが書かれてあったかすぐ分かるよう電子書籍で購入するようにしていますが、このサービスを知っていれば不要だったかもしれません。

さすがにすべてのページではなく一部のページはプレビューできないので完全に変わりにはなりませんが、「あれ、あの一文ってどこの本で読んだ文だっけ?」と気になったときにさくっと調べることが出来るだけでもありがたいです。

参考:大学生のQRコード決済利用状況の実態調査による分析